「ゆめのか」といういちごをご存じでしょうか。ゆめのかは、2007年に品種登録された新しいいちごで、主に長崎県や愛知県で栽培されています。実際に食べてみたいけれど、どんな味なのか、他のいちごとの違いも気になりますよね。
この記事では、ゆめのかの特徴について紹介します。まだゆめのかを食べことがない人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね◎
ゆめのかとは?

ゆめのかは、愛知県で生まれたいちごです。愛知県農業総合試験場で、「久留米 55号」と「系531」を交配して誕生しました。「みんなの夢が叶うおいしいイチゴ」という想いを込めて、「ゆめのか」と名づけられたといわれています。
2007年に品種登録された新しいいちごで、栽培するには愛知県との許諾契約が必要です。現在では愛知県を始め、長崎県や佐賀県などでも栽培されています。
味わいは甘みと酸味のバランスが良く、果汁をたっぷりと含みジューシーです。糖度が高く、濃厚な甘みの中に爽やかな酸味も程よく感じられ、後味はすっきりとしています。新鮮なものはそのまま食べるのが最もおすすめですが、未熟なものや食べ頃を過ぎてしまったものは、ジャムやスイーツにアレンジしても美味しく食べられます。
ゆめのかの旬は?
長崎県でのゆめのかの旬の時期は、12月から5月頃です。生産量が増えるのは、2月から4月頃となっています。ゆめのかは長崎県推奨品種で、県内では現在400名ほどの農家がゆめのかを栽培しているといわれています。他の品種に比べて栽培が難しいゆめのかですが、農家同士協力し合い、品質の向上に取り組んでいます。
そんな長崎県に拠点を置くJA長崎せいひでは、2月中旬よりゆめのかの販売を開始しています。甘くてジューシーな旬のゆめのかを逃さずゲットしたい人はこちらよりご予約ください◎
ゆめのかの値段は?
甘酸っぱい味わいで人気のゆめのかですが、気になるのは値段です。他の品種と比べて、値段が高いのか安いのか、知りたいですよね。
JAタウンの通販サイトによると、価格は以下の通りになっています。
- ゆめのか(長崎県産)250g×2パック 2300円
- 紅ほっぺ(静岡県産)280g×2パック 1800円
- あまおう(福岡県産)150g×4パック 1780円
贈答品なのか家庭用なのかにもよりますが、ゆめのかは他の品種よりもやや高めの価格帯となっています。とはいえ、大きな差があるわけではないので、自分へのご褒美や贈り物にぴったりないちごといえるでしょう。
ゆめのかと他の品種との違いは?
ゆめのかとよく比較される品種に、「さちのか」と「恋みのり」があります。この3つのいちごはどれも長崎県の特産品となっていますが、それぞれ違った特徴を持っています。
ゆめのか、さちのか、恋みのりの特徴を以下の表にまとめました。
品種 | 特徴 |
---|---|
ゆめのか |
|
さちのか |
|
恋みのり |
|
このように、同じ長崎県の人気品種でも、見た目や味わい、食感などに違いがあります。品種ごとに異なる美味しさを楽しめるのも、いちごの魅力の一つです。好みや用途によって食べ比べてみると、新たな発見があるかもしれませんよ◎
まとめ
「ゆめのか」とは、愛知県で生まれた新しいいちごの品種で、現在は愛知県の他に長崎県でも盛んに栽培されています。甘みと酸味のバランスが良く、濃厚な味わいを楽しめるゆめのか。旬の時期には、ぜひ他の品種と食べ比べながら、その魅力をご堪能ください◎
JA長崎せいひでは、ゆめのかをはじめとした産地自慢のいちごを、旬の時期に合わせてお届けしています。食べ頃を迎えた新鮮なゆめのかは味も香りも格別で、口いっぱいにジューシーな甘みが広がります。ご家庭用はもちろん、ご近所さんへのちょっとした贈り物や、お呼ばれされた際の手土産にぴったりな一品です。気になる人は、ぜひJA長崎せいひ公式サイトをチェックしてくださいね!