カート

ログイン

会員登録

検索

メニュー

閉じる

いちごのカロリーと糖質は?含まれる栄養成分のダイエットや健康への効果も解説!

いちごのカロリーと糖質は?含まれる栄養成分のダイエットや健康への効果も解説!
鈴木 亜子
監修者

鈴木 亜子

管理栄養士

世代問わず愛される果物「いちご」。そんないちごのカロリーや糖質、含まれる栄養成分をご存じでしょうか。この記事では、いちごのカロリーや栄養成分に加え、ダイエットや健康への影響、おすすめの食べ方などをご紹介します。いちご好きの方はもちろん、これからいちごをもっと食べてみようと思っている方も、ぜひ参考にしてください。

いちごはどんな果物?

いちごは誰もが知っているフルーツの一つ。あらためていちごの特徴や産地、主な品種などを見ていきましょう。


いちごの特徴

ご存じの通り、いちごは赤色をした小粒果物。表面に小さな種が無数に付いており、甘さと酸味のバランスのよさで多くの人々に愛されています。

いちごの旬は、主に冬から春にかけてですが、近年では高度な栽培技術により、一年を通して楽しむことが可能です。

そのまま食べるだけでなくスイーツや料理に幅広く使用されており、その美味しさと栄養価も注目されています。

主な種類と産地

日本で栽培されるいちごの品種はとても多く、現在300種ほどあるといわれていますが、特によく見かけるのは「とちおとめ」や「あまおう」「紅ほっぺ」「ゆめのか」などです。

「とちおとめ」は栃木県が主な産地で、酸味と甘さがバランスよく、香りも豊かなのが特徴です。「あまおう」は福岡県が主な産地。大粒で甘みが強く、赤色が美しいことで知られています。その他、静岡県で生まれた「紅ほっぺ」、愛知県や長崎県で生産される「ゆめのか」は、果肉がしっかりとした甘酸の絶妙なバランスが魅力のいちごです。

どの品種もそれぞれ魅力があるので、季節や用途に合わせて選ぶとよいでしょう。

いちごのカロリーと糖質は?他の果物との比較

甘いとはいえほどよい酸味もあるいちごは、いくらでも食べられそうと感じる方も多いでしょう。そんないちごの気になるカロリーや糖質をチェックしていきます。

2024年のいちご人気ランキング

※2024年4月のデータ

いちごのカロリーと糖質

いちご100gあたりのカロリーは31kcalで、糖質は6.1gです。他のよく食べられている果物と比較しても低く、ダイエット中でも安心して食べられる果物といえます。

さらに、いちごにはビタミンCや食物繊維も含まれているため、美容や健康にも効果的であるといえるでしょう。

他の果物との比較

いちごのカロリーと糖質を、いくつかの代表的な果物と比較してみます。

食品名 カロリー 糖質
いちご 31kcal 6.1g
バナナ 93kcal 19.4g
りんご(皮なし) 53kcal 12.4g
みかん 49kcal 9.2g

この表からわかるように、いちごは他の果物と比べても低カロリー・低糖質です。特に、糖質を気にしている方やダイエット中の方にとっては、バナナやリンゴといった果物よりも、いちごを選ぶことでカロリーや糖質の摂取を抑えることが可能です。

しかし、各果物にはそれぞれ異なる栄養分がありますから、健康的な食生活を送るためにはバランス良く摂取することが大切です。

いちごに含まれる主な栄養成分とその効果

いちごにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠であるほか、活性酸素を除去する「抗酸化作用」を持つビタミンです。さらに免疫機能にも重要な役割を果たしていることから、十分に摂取することで美肌効果や血管の健康維持、風邪予防などが期待できるでしょう。

また、いちごには食物繊維も含まれています。食物繊維は、主な機能である整腸作用により便秘を解消したり、消化管内をゆっくり移動する作用により満腹感を持続させたりするため、ダイエットにも効果的です。

さらに、いちごには抗酸化物質であるポリフェノールも含まれています。ポリフェノールとビタミンCの抗酸化作用により、老化防止や疾患予防に寄与する可能性があります。

いちごのダイエットにおすすめの食べ方

ダイエット中でも安心して楽しめるいちごの食べ方をご紹介します。

まずはそのまま食べることがおすすめです。いちごそのものは低カロリーであり、比較的多めに食べてもカロリーオーバーしにくいといえます。食物繊維も含まれているため、ゆっくり食べれば満腹感も得られるでしょう。

他の食材と組み合わせるなら、ヨーグルトと一緒に食べる方法もおすすめです。ヨーグルトの酸味といちごの甘さが絶妙にマッチし、食事の後のデザートとしても最適です。また、乳酸菌が含まれているヨーグルトは腸内環境を整える働きもあり、ダイエットをサポートしてくれるでしょう。

フレッシュないちごを、牛乳やヨーグルト、他の果物や野菜と一緒にミキサーにかけたスムージーもおすすめ。おやつに朝食にとさまざまなシーンで活躍します。

まとめ

いちごはその美味しさだけでなく、低カロリーかつ豊富な栄養成分が魅力の果物であることがわかりました。他の一般的な果物と比較しても低カロリー、低糖質であるうえに豊富なビタミンCのほか、食物繊維も含まれています。

いちごにはたくさんの品種があり、それぞれに魅力的な特徴があります。好みの味わいのいちごを、ダイエットや美容、健康維持に役立ててみませんか?

参考サイト

一覧へ

鈴木 亜子
監修者

鈴木 亜子

管理栄養士

大学卒業後、主に医療機関に勤務。チーム医療の一端を担い、生活習慣病などさまざまな疾患の栄養管理に取り組む。得意分野は糖尿病で、療養指導や透析予防、重症化予防などを担当した経験も。現在は豊富な栄養相談経験を活かし、ウェルネス関連の記事執筆および監修に携わる。