真っ赤な見た目と甘い香りが特徴のいちごは、子どもから大人まで幅広い層に親しまれている果物ですよね。そんないちごの中でも「さちのか」は、光沢のある濃い赤色で、甘酸っぱく爽やかな味わいと芳醇な香りを楽しめる人気品です。
今回は、そんなさちのかについて、味わいの特徴や旬の時期などを詳しく解説します◎
さちのかとは?
そもそも「さちのか」とは、どのようないちごなのでしょうか。まずは気になるさちのかの由来や味の特徴について解説します!
福岡生まれの真っ赤ないちご!
さちのかが誕生した場所は、福岡県です。「生産者にも、食べる人にも、幸あれ」という願いを込めて、「さちのか」と名づけられました。
さちのかは、食味が良く芳醇な香りの「とよのか」と、大きくて赤い果実の「アイベリー」を交配して生まれた品種です。両者の特徴をしっかりと受け継いださちのかは、味わいや香り、大きさに優れています。果肉はやや硬めなので、保存性や輸送性にも優れています。
味の特徴
さちのかは甘みと酸味のバランスが良く、いちごらしい甘酸っぱい味わいが特徴です。しっかりとした歯応えのある果肉はとてもジューシーで、頬張ると口いっぱいに甘酸っぱい果汁が弾けます。
また、さちのかは他の品種と比べてビタミンCが豊富という特徴があります。100g当たり約80mgのビタミンCが含まれており、一般的ないちごの1.3倍に値します。味だけでなく、栄養面でも魅力的な品種だといえるでしょう。
旬の時期
さちのかの旬の時期は、2月から3月頃です。収穫自体は12月頃からはじまり、5月初旬頃まで市場に出回ります。長い期間出回りますが、出荷の最盛期は2月から3月頃です。この時期のさちのかは大粒で、味も香りも格別です。
長崎県はさちのかの名産地
福岡県生まれのさちのかですが、現在は主に長崎県や佐賀県、千葉県などで栽培されています。全国の中でも、日照時間が長い長崎県は、恵まれた気候条件を活かし、真っ赤に色づいた甘くて美味しいさちのかを生産しています。作付面積は全国の約7割を占めており、さちのかの名産地だといえるでしょう。
さちのかの値段は?
さちのかは、値段がお手頃なのも魅力的。1パックあたり、およそ400円から600円程度で販売されていることが多いようです。
いちごの人気品種「あまおう」は、1パックあたり800円程度で販売されているので、さちのかはリーズナブルに楽しめるいちごだといえるでしょう。
まとめ
「さちのか」は福岡県で生まれたいちごで、甘みと酸味のバランスが良く人気の品種です。現在は長崎県や佐賀県、千葉県など全国で栽培されています。比較的リーズナブルなお値段で購入できるため、日々の食事にも取り入れやすいいちごです◎
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