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【びわ農家インタビュー!】森純幸さん

【びわ農家インタビュー!】森純幸さん

日本本土の最西端に位置する長崎。豊かな海から吹く潮風と、降り注ぐ太陽をたっぷりと浴びて育ったびわは、県を代表する特産品です。

今回は、そんな長崎でびわ農家を営む森さんにお話を伺いました。

代々続く歴史ある農家を受け継いだ森さんのびわ栽培にかける想いやこだわりなど、貴重なお話の数々を見ていきましょう!

プロフィール

  • 【お名前】森純幸さん
  • 【栽培面積】30a/露地びわ 70a
  • 【就農歴】25年目
  • 【家族構成】両親・妻と4人暮らし(別居で 息子・息子妻・娘(孫1歳))

びわ農家になった理由を教えてください!

実家が代々続く農家なので、自分もいずれはと思いつつ、地元の青果市場へ就職しました。そのまま仕事を続ける可能性もありましたが、県内外から出荷される素晴らしい農産物に触れ、「自分も作りたい!」と思い、就農することを決めました。

就農歴25年目とのことですが、過去に大変だったことや、その乗り越え方について教えてください!

一番大変なのは、冷害です。びわは寒さに弱くて、数年に一度は大きな被害があります。大雪が降ってビニールハウスが倒壊したことがあり、ビニールハウスのパイプや植栽しているびわの木が折れたりして、心も折れかけました…。

そのことがきっかけで、寒さから果実を守るために簡易ハウスを導入しました。その年のびわの収入は大きく減ってしまいましたが、施設共済に加入していたので資金面でかなり助かりました。あと、地元の仲間が総出で倒壊したハウスの解体作業を手伝ってくれて、本当にありがたかったです。結果として、作業性や品質向上を考えても簡易ハウス導入はよかったと思っています!

地元の皆さんの協力もあり、困難を乗り越えられたんですね!今後、どんなチャレンジをしていきたいですか?

びわをもっとメジャーな果物にしていきたいと思っています!長崎は100年以上の歴史があるびわの産地ですが、後継者不足の問題や荒廃園が増えていく中で、年々農家戸数が減って生産量も減少傾向にあります。産地維持のためにも、行政の力も借りながら、より魅力あるびわの栽培や発信に努めたいと考えています。

長崎のびわの魅力をより多くの人に知ってもらうことが、今後、産地を維持していくことにも繋がりそうですね!最後に、びわのおすすめの食べ方があれば教えてください!

やっぱり、生でそのまま食べるのが一番美味しいですね!でも、びわは旬が短い果物なので、今後は加工商品も出していきたいと思っています。地元のスイーツ店などにお願いして、商品化できるものを試行錯誤しています。今のところ、商品として評判が良いのはびわゼリーです。

ありがとうございました!

今回は、就農歴25年のベテランびわ農家、森さんにお話を伺いました。青果市場での仕事を通じて農作物の素晴らしさを感じ、数々の困難に遭いながらも美味しいびわ作りに励む森さん。長崎のびわの魅力をより多くの人に知ってもらうため、栽培や発信、加工商品の開発など、今後ますますのチャレンジを続けられていくようです!

そんな森さんをはじめとする、長崎の生産者こだわりのびわは、JA長崎せいひの公式ショップで購入できます。旬の時期にしか味わえない、びわ本来のフレッシュな甘みをぜひご賞味ください!

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