びわの食べ方おすすめガイド!美味しい剥き方・保存方法から1日に食べる適量の目安も解説

びわの食べ方おすすめガイド!美味しい剥き方・保存方法から1日に食べる適量の目安も解説

目次

びわは見た目も味も魅力的な果物ですが、食べ方に迷ったことはありませんか?そのまま食べていいのか、皮や種はどうするのか、冷蔵庫に入れておくと長持ちするのかなど、疑問は尽きません。

そこで、この記事では、びわのおいしい食べ方や保存方法をご紹介します。また、びわには美容や健康に良い効果がたくさんあることもご紹介します。加えて、びわを使った簡単レシピもご紹介するので、びわをもっと楽しみたい方は、ぜひ最後までお読みください。

びわの美味しい食べ方!基本の剥き方とおすすめの味わい方

びわは種があって少し食べるのが面倒に感じられたり、剥き方や食べ方がわからなかったりすることもあります。ここでは美味しく食べるためのコツを解説します。

びわは食ベる前に洗う?簡単な剥き方の手順とコツ

びわの皮は、熟していれば手でも剥くことができます。表面に産毛があるため、食べる直前にさっと水洗いするのが良いですが、水気がつくと傷みやすくなるため、洗うのは直前にさっとだけに留めるのがポイントです。

綺麗な見た目を重視する場合の剥き方

上下(軸とお尻の先端)を少し切り落とし、桃のように種を中心に一周切れ目を入れてひねって半分にします。種を取り除いたあと、包丁で引っ張りながら皮を剥くと、剥きやすく剥いた後も一番綺麗に仕上がります。大ぶりなびわや、来客時など綺麗に出したい時におすすめの方法です。

家庭で手軽に食べる場合の剥き方

お尻側から十字に包丁(または爪)を入れ、その切れ目から手または包丁で皮をむき、そのまま食べる方法です。あるいは、切れ込みから小さなスプーンなどで種を取り出すと、食べやすくなります。小ぶりなびわや、家庭で気軽に食べる時におすすめです。

びわは皮ごと食べられる?そのまま食べるメリットと注意点

袋かけされて大切に育てられるびわを、皮まで余すことなく味わいたいと考える方もいるかもしれません。
前述の通り、完全に熟したものであれば、果肉と同様にアミグダリンなどの物質はほとんど残っていないため、皮ごと食べても基本的には問題はないとされています。皮の付近には、β-カロテンやクロロゲン酸などの成分が含まれているというメリットもあります。
もし皮ごと食べる場合は、産毛を落とすため、優しくさすりながら軽く洗うのがおすすめです。
ただし、皮にはかたさや独特の苦味・渋みがある場合が多いため、口当たりや味わいを考慮すると、基本的には剥いて食べるのが良いでしょう。どうしても皮ごと摂取したい場合は、スムージーなどにする方法もあります。

冷やしすぎはNG?びわを最高に美味しく冷やすタイミング

びわには、温度が下がることで甘さの感じ方が変化する果糖が多く含まれており、適度に冷やしたほうが甘みが引き立ちます。

しかし、びわ自体は低温に弱い果物であり、長い時間冷蔵庫に入れておくと水分が抜けて果肉が硬くなったり、風味が落ちたりすることがあります。そのため、普段は常温で保存し、食べる直前の2〜3時間だけ冷蔵庫で冷やすのが、最も美味しく食べるためのタイミングです。

もし酸っぱいびわに当たったら?美味しく食べるレスキュー法

びわは「追熟」をしない果物です。基本的には完熟の状態で収穫されるため、室温に置いておいても後から甘くなることはありません。

そのため、もし購入したびわの酸味が強かった場合は、そのまま置かずに、風味が落ちないうちにコンポートやジャムなど加熱調理をして甘みを補うアレンジに活用するのがおすすめです。加熱することで酸味がまろやかになり、美味しく食べることができます。

ご自宅で収穫したびわが酸っぱい時には、果実が未熟な場合があるため、慎重な判断が必要です。

食べる前に知っておきたい!びわの特徴や栄養の基本

びわは、初夏の訪れを感じさせる代表的な果物の一つですが、日常的に食べる機会が少ないと、どんな特徴の果物なのかについては意外と知らないことも多いのではないでしょうか。

ここでは、食べる前に知っておきたいびわの基本情報を紹介します。

びわのことをもっと知ろう!豆知識クイズ

Q
びわは元々どこの国で育てられた果物?
Q
日本でびわの栽培が本格的に始まったのはいつ?

びわとはどんな果物?びわの基本情報

びわは、中国が原産とされるバラ科の果物です。日本には、古くから伝わっていましたが、本格的に栽培が始まったのは、江戸時代からです。

びわは寒さに非常に弱い果物ですが、冬の間に開花するという珍しい性質を持つため、主に1年を通して暖かい長崎県や鹿児島県、香川県などで栽培されています。

鳥や病害虫から食べられるのを防ぎ、病気や傷がつかないよう、一つひとつの房に手作業で丁寧に「袋かけ」をして大切に育てられるのが特徴です。

また、木の上で完全に熟してから収穫されるため、手元に届いた瞬間が最もみずみずしい美味しさを味わえる果物となっています。

びわは何個以上で食べ過ぎ?1日に食べていい目安

健康に良いイメージのある果物ですが、食べ過ぎには注意が必要です。厚生労働省などが推奨する1日の果物摂取目安量は約200gとなっています。

びわは1個あたり約60gですが、大きな種があるため、実際に食べられる部分(可食部)は1個あたり約40gほどです。そのため、1日の目安量である200gを満たすには、1日5個程度が目安と考えられます。

バナナなど他の一般的な果物に比べると糖質は比較的少ない(バナナに含まれる糖質は100gあたり19.4g)ですが、適量を意識して取り入れるのが望ましいでしょう。

びわの栄養について詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。


【安全性】びわには毒性がある?種子に関する注意点

びわの種子や未熟な果実には、「アミグダリン」という天然の物質が含まれています。これが体内で分解されるとシアン化合物となり、多く摂取すると嘔吐や頭痛などの健康被害を引き起こす可能性があるため注意が必要です。これはウメやすももの未熟な種などにも含まれる成分です。

私たちが普段食べる熟した果肉については、成熟のプロセスを経てアミグダリンはほぼ消失するため、通常の摂取量であれば安全上の問題はないとされています。

ただし、種子にはこの成分が残るため注意が必要です。農林水産省からも注意喚起がなされている通り、びわの種を誤って食べたり、種子を粉末にした食品を大量に摂取したりすることは避けてください。食べる際には、種を丁寧に取り除くことが推奨されます。

びわをたくさんもらったらどうすればいい?正しい保存方法と賞味期限

ご自宅でびわが収穫できたり、お裾分けでたくさん入手したりすることもあるかと思います。びわは鮮度が非常に重要な果物のため、適切に保存することが大切です。

【基本】常温で保存する場合

びわの保存は、直射日光の当たらない風通しの良い涼しい場所(常温)が基本です。

乾燥を防ぐために新聞紙やペーパータオルなどで優しく包み、保存します。びわは表面に刺激を受けると黒く変色しやすいため、できるだけ触らないようにするのがコツです。常温での保存期間は2〜3日程度が目安であり、新鮮なうちに早めに食べ切ることが推奨されます。

びわは、低温障害を起こしてしまう可能性があるので冷蔵保存には剥いていません。そのため、食べる2〜3時間前に冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

数日長持ちさせたい!冷蔵庫で保存する場合

どうしても数日で食べ切れない場合は、冷蔵庫の野菜室で保存します。

冷気が直接当たると傷みやすくなるため、1玉ずつペーパーで包んでからポリ袋に入れます。この方法で3〜4日ほど持たせることは可能ですが、徐々に食感や風味が落ちてしまうため、やはり早めに消費するのが望ましいです。

大量消費・長期保存に!冷凍庫で保存する場合

大量消費や長期保存を行いたい場合は、冷凍庫での保存も可能です。約1ヶ月ほど保存できます。

びわを水洗いして水気を完全に拭き取り、皮付きのまま1玉ずつラップに包んで冷凍用保存袋に入れます。これにより約1ヶ月の保存が可能になります。

食べる際は、常温に1〜2分ほど置くと表面がわずかに溶け、手でツルンと皮が剥けるようになります。完全に解凍すると変色しやすく食感も損なわれるため、半解凍の状態でシャーベットのように楽しむか、凍ったままスムージーなどのアレンジに使うのがおすすめです。

びわを使った簡単アレンジ&おつまみレシピ5選

ここでは、そのまま食べるだけでなく、たくさんある時や冷凍保存したびわを活用して作れる、簡単なアレンジレシピをご紹介します。

長期保存にも!定番の濃厚びわジャム

▼材料

  • びわの果肉(皮や種を除いた状態) 200g前後(大玉のものなら5〜6個、小ぶりなものなら10個程度が目安)
  • 砂糖 60〜80g(果肉に対し30〜40%の重さの量を用意します)
  • レモン果汁 適量

▼レシピ

  1. びわを洗って水気を軽く拭き取り、皮や種を取って小さくカットする
  2. びわの重さを量り、砂糖の分量を調整する
  3. びわを鍋に入れ、中火で加熱する
  4. びわが柔らかくなったら、砂糖とレモン果汁を加える
  5. 弱火にして、びわが溶けるまで煮詰める
  6. 煮詰めたジャムを器に移して冷ます(数日以上保存する場合は煮沸消毒した瓶などに移し、冷蔵保存の上早めに食べ切るようにしてください)

朝食のちょっとした贅沢に!びわヨーグルト

▼材料

  • びわ 1個
  • プレーンヨーグルト 1個
  • はちみつ 適量
  • グラノーラ 適量
  • ナッツ 適量

▼レシピ

  1. びわを水で洗い、皮を剥いて種を取り除く
  2. 一口サイズにカットする
  3. ナッツはめん棒などで食べやすい大きさに砕いておく
  4. プレーンヨーグルトにはちみつを混ぜ、びわ、グラノーラ、ナッツを盛り付ける

見た目も爽やか!つるんとおしゃれなびわゼリー

▼材料(小さめのプリン型4個分)

  • びわ 3〜5個
  • 砂糖 50~60g
  • ゼラチンパウダー 5g
  • 水 250cc(カップ1と¼)
  • レモン汁 小さじ2〜3
  • (お好みで)白ワイン 大さじ2

▼レシピ

  1. びわを洗って水気を軽く拭き取り、皮や種を取る。好みの大きさにカットするかフードプロセッサーなどでピューレ状にする
  2. 別の容器にゼラチンパウダーを分量外の水大さじ2に入れてふやかす
  3. びわ、砂糖、レモン汁、水を鍋に入れ、弱火〜中火で5~7分程度煮る
  4. 火を止めて少し冷ましたら、ゼラチンを入れて溶かす(白ワインを入れる場合はここで)
  5. 型に入れて冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やし固める

ダイエット中のおやつ代わりにも!びわスムージー

▼材料(2杯分)

  • びわ 6〜8個(冷凍されたものであれば、氷は不要です)
  • 牛乳または無調製豆乳 180ml
  • 氷 2〜3個(冷凍したびわを使う場合は不要)
  • はちみつ 小さじ1〜2(お好みやびわの甘さに応じて調整)

▼レシピ

  1. びわを洗って水気を軽く拭き取り、皮や種を取って一口サイズにカットする
  2. びわ、牛乳または無調製豆乳、氷、はちみつを入れ、なめらかになるまでミキサーみかける

※はちみつを使用しているため、1歳未満のお子さんには与えないでください

おつまみや前菜として!びわとクリームチーズの生ハム巻き

▼材料(2人分)

  • びわ 2個
  • 生ハム 4切れ
  • クリームチーズ 適量
  • ブラックペッパー 適量
  • (お好みで)オリーブオイル 数滴

▼レシピ

  1. びわを洗って水気を軽く拭き取り、半分に割って皮と種を取り除く
  2. 生ハムにびわとクリームチーズ適量をのせ、好みでブラックペッパーを振る
  3. お好みでオリーブオイルを数滴垂らす
  4. びわとクリームチーズを生ハムで巻く

まとめ|びわの食べ方を知って初夏の特別な味わいを楽しもう

この記事では、初夏の訪れを告げる果物「びわ」について、美味しい剥き方や正しい保存方法、気になる栄養成分、安全性の注意点、そして簡単に作れるアレンジレシピまで詳しく解説しました。

びわは市場に出回る期間が非常に限られており、収穫後の劣化も早いデリケートな果物です。食べる直前に適度に冷やすコツや、剥き方やアレンジのバリエーションなど、美味しく気軽に食べる方法を知っておくと、旬を逃さず楽しむことができるはずです。

一年のうちで、ほんの短い期間しか出会えない貴重な季節の風物詩。店頭や産地直販のECサイトなどで見かけた際には、ぜひ手にとって、今だけの贅沢な味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。

参考サイト

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