びわは見た目も味も魅力的な果物ですが、食べ方に迷ったことはありませんか?そのまま食べてもいいのか、皮や種はどうするのか、冷蔵庫に入れておくと長持ちするのかなど、疑問は尽きません。そこで、この記事では、びわのおいしい食べ方や保存方法をご紹介します。また、びわには美容や健康に良い効果がたくさんあることもご紹介します。加えて、びわを使った簡単レシピもご紹介するので、びわをもっと楽しみたい方は、ぜひ最後までお読みください。
びわってどんな果物?
ここでは、びわの特徴や歴史、栄養などを解説します。
びわの特徴や歴史
びわは、元々中国で育てられた果物です。日本には、古代から伝わってきましたが、本格的に栽培が始まったのは、江戸時代からです。
びわの特徴は、気温が高い地域の収穫量が多いことです。主に1年を通して暖かい長崎県や鹿児島県、香川県などで栽培されていますまた、品種の種類も多く、大粒なものから果汁が多いものまで自分の好きな食感から選べるのも魅力です。
びわの栄養価や効能
びわには、皮膚や粘膜を維持してくれるβカロテンや骨粗しょう症のリスクを押さえてくれる効果が期待できるβクリプトキサンチン、体内の余分な塩分を体の外に排出してくれるカリウムなどの豊富な栄養が含まれています。
びわのおいしい食べ方
びわは、そのまま食べるだけでなく、もっと美味しく食べる方法があります。ここでは、3つの方法を紹介します。
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※2024年1~5月のデータそのまま食べる方法
一番シンプルなのが水で洗って皮を向いて食べる方法です。果物の皮を剥くときは包丁を使うケースが多いですが、びわの皮は薄いので、簡単に手で剥いて食べられます。どこからでも皮は剥けますが、お尻の部分から剥くと綺麗に剥けます。また、びわには大きい種が入っているため、齧り付く時には気をつけてください。
皮ごと食べる方法
びわを皮ごと食べる方法もあります。びわの皮には、クロロゲン酸という栄養素が含まれており、血糖値の上昇や老化を防いでくれる抗酸化作用が期待できます。そのため、皮ごと食べるのに抵抗がなければ、びわの皮は剥かずに食べるのもおすすめです。
農薬がついていないか不安・・・!という方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的には果実に農薬がかかるような栽培はしないためご安心ください。どうしてもという不安だという場合は、水で洗えば問題ないでしょう。
冷やす・冷凍する方法
びわは、冷蔵庫で冷やして食べたり、冷凍庫で凍らせて食べる方法もあります。冷やす場合は、2〜3時間ほど冷蔵庫に入れると美味しく食べられます。冷凍する場合は、びわの皮は剥かず、キッチンペーパーに包んだあと、ジプロックに入れて保存してください。食べる時は、ジプロックから取り出して自然解凍すればOKです。完全に溶け切っていない状態で食べればしゃりしゃりとしたシャーベットとして食べられます。
ただし、ビワは解凍後すぐに変色してしまうため、お客様等に冷凍したビワをお出しするのは避けたほうがよいでしょう。
びわの保存方法と賞味期限
ここでは、びわの保存方法と賞味期限について解説します。
常温で保存する場合
びわは傷みやすい果物のため、常温で保存した場合は即日〜2日程度で消費するのがおすすめです。そのため、スーパーで購入したらできるだけすぐ食べるようにしましょう。もし、常温保存するなら、日光が当たらない涼しい場所で保存してください。
冷蔵庫で保存する場合
びわは、低音障害を起こしてしまう可能性があるので冷蔵保存には剥いていません。そのため、食べる2〜3時間前に冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
冷凍庫で保存する場合
びわは冷凍保存すると約1ヶ月ほど保存できます。保存方法は、びわを水で洗って水分を拭き取り、キッチンペーパーで一つずつ包んだ後、ジプロックに入れて冷凍庫にしまうだけです。
びわを使った簡単レシピ
ここでは、びわを使った簡単レシピを紹介します。
びわジャム
▼材料
- びわ 2〜3個
- 砂糖 300g
- レモン果汁 適量
▼レシピ
- :びわを洗って水気を拭き取り、ヘタを取る
- :びわを鍋に入れ、中火で加熱する
- :びわが柔らかくなったら、砂糖とレモン果汁を加える
- :弱火にして、びわが溶けるまで煮詰める
- :煮詰めたジャムを瓶に移動して冷ます
びわヨーグルト
▼材料
- びわ 1個
- プレーンヨーグルト 1個
- はちみつ 適量
- 砂糖 適量
- グラノーラ 適量
- ナッツ 適量
▼レシピ
- :びわを水で洗い、皮を剥いて種を取り除く
- :一口サイズにカットする
- :プレーンヨーグルトに砂糖やはちみつ、グラノーラ。ナッツなどを自分の好みで入れる
びわゼリー
▼材料
- びわ 1個
- グラニュー糖 200g
- ゼラチンパウダー 10g
- 水 1/2カップ
- レモン汁 適量
▼レシピ
- :びわを水でよく洗って皮を剥き、種を取る
- :フードプロセッサーでピューレ状態にし、レモン汁を加える
- :別の容器にゼラチンパウダーと水を入れてふやかす
- :ボールにびわのピューレとグラニュー糖、溶かしたゼラチンを加えて混ぜる
- :型に入れて冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やし固める
まとめ
今回は、びわの食べ方について解説しました。びわは、そのまま食べても冷凍しても美味しく食べられます。また、ジャムやゼリーなどにアレンジして食べても楽しめるのが魅力です。記事を参考に自分の好きな食べ方を見つけてみてください。