びわは甘くてジューシーな果物ですが、皮が剥きにくいと感じることはありませんか?びわの皮を剥く方法はいろいろありますが、どれが一番簡単で手軽にできるのでしょうか?そこでこの記事では、びわの皮を剥くコツや必要な道具、注意点を紹介します。
また、びわの皮に含まれる栄養や、びわの皮を使ったレシピも解説するので、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
びわの剥き方
ここでは、びわの皮の剥き方と注意点を解説します。
びわの皮を簡単に剥く方法
びわの皮を剥くには「手で剥く」「包丁を使う」の2つの方法があります。それぞれの方法を解説します。
手で剥く方法
びわは、切り込みを入れれば手でそのまま剥いて食べることもできます。詳しい手順は下記を参考にしてください。
- :びわの下(お尻の部分)に切れ目を入れる
- :上から下に向けて剥く
- :中に入っている種に注意しながらかぶりつく
包丁を使う方法
包丁を使うと、手で剥くよりもっと簡単に皮が剥けます。小さな子供が包丁を使う場合は、怪我をしないように十分に注意しましょう。
- :びわを半分にカットする
- :中に入っている種をスプーンで取り出す
- :皮を剥いて食べる
びわの皮の特徴と注意点
びわの皮は、他の果物と比べて非常に柔らかく、手で剥いて食べられるのが特徴です。また、びわは洗わずに、皮がついたままの状態で食べることもできます。どうしても洗いたいときは、さっと洗うだけにとどめておきましょう。
びわの皮の栄養と効能
びわの皮は基本的に食べる前に剥いて捨ててしまうケースが多いと思います。しかし、びわび皮にも栄養が含まれています。ここでは、びわの皮に含まれる栄養と期待できる効能について解説します。
2024年びわランキング
※2024年1~5月のデータびわの皮に含まれる成分とその働き
びわの皮には主に「クロロゲン酸」「βカロテン」などが含まれています。
クロロゲン酸は、赤ワインやコーヒーなどに含まれるポリフェノールの1種です。生活習慣病や老化を防いでくれる効果が期待できます。また、余分な脂質を蓄積して、脂肪の燃焼を助けてくれるので、ダイエットをしたい人にとってもおすすめの果物です。
「βカロテン」は体内でビタミンAに変換されたのち、皮膚などの粘膜の健康を維持する
のに役立ちます。他にもアンチエイジングや免疫力の維持など体を健康に保つために必要な栄養素といえるでしょう。
びわの皮が良いとされる症状や目的
びわの皮を食べるのがおすすめなのは下記のパターンでしょう。ただし、ここであげているのは、あくまで期待できる効能なので、必ずしも病気を防げるわけではありません。体の調子が悪い時は、大きな病気になる前に必ず、病院で診断を受けてください。また、日頃から健康診断を受診して、自分の健康状態を確認してください。
- 免疫機能をアップさせたい
- 普段の食事で糖尿病を予防したい
- シミやしわを予防したい
- アンチエイジングをしたい
- 体を健康に保ちたい
びわの皮を使ったレシピ
びわの皮に含まれる栄養素や効能を紹介してきましたが、ここではびわの皮を使ったレシピや、皮付きのまま作れるレシピを紹介します。
びわの皮つきジャム
びわのジャムを作る場合、一般的には皮を剥きますが、皮付きのままでも作ることができます。びわを皮ごと食べたいけど、皮付きだと抵抗ある…という方は、ジャムにして柔らかくすると食べやすくなります。
▼材料
- びわ 2〜3
- 砂糖: 300g
- レモン果汁 適量
▼レシピ
- :びわを洗って水気を拭き取り、皮付きのまま小さくカットする。この時、種は取り除く
- :びわを鍋に入れ、中火で加熱する
- :びわが柔らかくなったら、砂糖とレモン果汁を加える
- :弱火にして、びわが溶けるまで煮詰める
- :煮詰めたジャムを瓶に移動して冷ます
びわの皮のお茶
びわの皮は捨てずにお茶にすることもできます。砂糖やはちみつを入れると甘くて、美味しく飲めます。
▼材料
- びわの皮 適量
- 水 1杯分
- 砂糖 適量
- はちみつ 適量
▼レシピ
- :びわを水で洗って汚れを落とす
- :キッチンペーパーで水分を拭く
- :びわの皮を剥いてキッチンペーパーの上に重ならないように並べる
- :乾燥してパリパリになったらびわの皮を茶漉しに入れ、お湯を150CC注ぐ
- :マグカップに注いだら砂糖やはちみつをお好みで入れて、味を調整する
まとめ
今回は、びわの皮の剥き方やびわに含まれる栄養と活用方法について解説しました。びわの皮は柔らかいので手で簡単に剥くこともできますが、包丁を使えば手を汚さずに食べられます。また、びわの皮自体にも栄養が含まれているので、抵抗がなければそのまま皮ごと食べるのも良いでしょう。