サーロインは、牛肉の中でも最高級の部位として知られています。赤身の中に入った霜降りが特徴で、柔らかくジューシーな肉質が魅力です。ステーキにするのが一番のおすすめで、「牛肉の女王」とも呼ばれています。この記事では、サーロイン部位の特徴や選び方、おすすめの調理法などを紹介しています。あなたも、この記事を読んで、美味しいサーロインステーキを作ってみませんか。
サーロインとは?
サーロインとは、牛の背中の肉のことです。レストランでよく見るサーロインステーキは、この部分の肉を使っています。肉が柔らかく、うまみがぎゅっと凝縮されているので、牛肉の中でも非常に人気が高い部位といえるでしょう。「サーロインの部位の特徴」の項目でサーロインの部位の特徴や美味しさの理由を詳しく解説するので、合わせてチェックしてください。
サーロインの部位の特徴
ここでは、サーロインの部位の特徴について解説します。
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※2024年1~8月のデータ柔らかくて脂がのっている
サーロインの特徴は、きめが細かくて柔らかいのが特徴です。赤身と脂のバランスがよく、ジューシーさがあります。ほんのりとした甘みがありますが、脂っぽさが少ないのでパクパク食べられます。
口の中で溶けるような感覚
サーロインの脂は融点が低いため、口に入れた時の温度で溶けます。そのため、まるで口の中で肉が溶けたかのような感覚を味わえます。
サーロインのおすすめの調理法とポイント
これまで、サーロインの特徴について解説してきました。ここでは、サーロインを一番美味しく食べるためのおすすめの調理方法を紹介します。
サーロインはステーキにするのがおすすめ
サーロインは、なんと言っても肉の脂や柔らかい食感を楽しめるのが魅力です。そのため、一番美味しく食べたいなら、シンプルにステーキにするのが良いでしょう。
サーロインの焼き方の種類
サーロインには、主に4つの焼き方の種類があります。焼く時間によって食感が異なるので、下記を参考にしてみてください。
<レア>
レアは、表面に焼き目がついており、中がピンク色に近い状態の焼き方です。噛むとじわっと肉汁がでてくるので、よりジューシーさを味わえます。
<ミディアムレア>
ミディアムレアは、中がピンクですがレアの状態より火が通っている焼き方です。ミディアムレアはレアと似たような食感で、ジューシーさもあります。レアの状態より少し火を通したいなら、この焼き方を選ぶのがおすすめです。
<ミディアム>
ミディアムは、ミディアムレアより火を通した状態の焼き方です。中にも火がとおっているので、カットした時にピンク色の部分が少ないのが特徴です。このレベルまで焼くと肉汁が少なくなります。
<サーロイン>
サーロインは、肉の中までしっかり火を通した状態のことです。他の書き方に比べて肉汁がでなくなり、少し固くなります。これ以上焼きすぎると、サーロインの柔らかい肉質が生かされなくなってしまうので注意しましょう。
サーロインステーキの調理方法
サーロインステーキの調理方法は下記の通りです。
- :調理する30分前までには冷蔵庫から取り出し常温に戻しておく
- :キッチンペーパーで水分を拭き取る
- :塩胡椒で下味をつける
- :フライパンに油をひいて強火で焼く
- :両面焼き終わったら火を止めて、蓋かアルミホイルを被せて2分ほど待つ
サーロインステーキを作る時のポイント
サーロインステーキを作る時に下処理で「肉に切り込みを入れる」「肉を叩く」の2つをやっておくのがおすすめです。
肉に格子状に切り込みを入れると、繊維が切れて焼いた後も肉が柔らかくなります。切り込みを入れる場合、両面ではなく片面でOKです。また、肉を叩いて厚さを均一にすると焼きむらがでにくく、均一に火を通せます。肉に切り込みを入れるのと同様に叩くと肉が柔らかくなります。
サーロインとロースの違い
牛や豚などの背中(肩〜腰)にある肉をロースといいます。ただし、牛肉はロースの中の部位をいくつか別の呼び名がついており、「肩ロース」「リブロース」「サーロイン」に分けられます。そのため、サーロインは牛肉のみ使われる名称となります。
サーロインとヒレはどっちが柔らかい?
サーロインとヒレだと、ヒレの方が柔らかい肉になります。ただし、ヒレは赤身の肉なので、柔らかくて脂がのった肉を食べたいならサーロインがおすすめです。
まとめ
今回は、サーロインの部位の特徴やおすすめの調理方法について解説しました。柔らかくてうまみも多いサーロインは、肉の中でも人気が高いです。一番おすすめの調理方法は、ステーキにすることですが、下処理や焼き方に注意しないと、サーロインの良さが損なわれてしまうので気をつけましょう。記事を参考にサーロインを美味しく味わってみ