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【大西海ファームインタビュー!】田口利治さん

【大西海ファームインタビュー!】田口利治さん

日本で有数のブランド豚の産地として知られる長崎。中でも、渦潮で有名な西海橋近郊に豚舎を置き、常時14,000頭もの豚を飼育しているのが大西海ファームです。

今回は、そんな大西海ファームの場長、田口利治(たぐち としはる)さんにお話を伺いました。愛情を込めて大切に育てることをモットーにしている大西海ファームの養豚にかける想いや取り組みなど、貴重なお話の数々を見ていきましょう!

大西海ファーム

  • 【従業員数】17名
  • 【部門(職種)】繁殖、分娩、子豚
  • 【飼育面積】20町歩 18,870㎡
  • 【飼育頭数】約14,000頭

就農のきっかけを教えてください!

元々ミュージシャンを目指していたんですが、諦めて建設業で働いていました。そんなとき、当時の場長からお誘い頂き、その言葉に惹かれて就農することを決めました。はじめは「この人に付いていこう!」という気持ちでしたが、気付けば20年以上この仕事を続けています。

お仕事では、どんなことにこだわっていますか?

豚を「物」として扱わず、一頭一頭、愛情を込めて大切に育てることです。人の都合ではなく、豚のために、豚が何を求めているかを常に考えながら育てることが、自分たちの役目だと考えています。そうして育った豚は、安心安全であることは当たり前ですが、自分自身が病気で食欲不振に陥ってしまったときでも食べられたくらい、美味しく仕上がっています。「豚の宝は脂」なので、脂に臭みがなく、むしろ脂が美味しいと感じられるものこそ、本当に美味しい豚だと思っています!

これまでに大変だったことはありますか?

台風や雷、積雪などの影響で停電してしまったことです。今でも、年に一回は停電でとても困ることがあります。肥育管理の大部分に電気を使用しているので、停電が起こるとファンが回らず、豚が窒息死してしまうことがあるんです。はじめのうちはパニックでしたが、今では自家発電システムなどの対策を施し、被害を抑えることに尽力しています。停電になる前から、なったときのことを考えて策を打っておくことが大切だと、経験の中で学びました。

今後、どんなチャレンジをしていきたいですか?

職員のモチベーションが、豚の飼育に大きく関係すると考えていて、明日の仕事が楽しみになるような職場作りを心掛けたいと思っています。やっぱり、職員みんなが「明日行きたくない」と思わないようにしたいですね。毎日やりがいがあって、わくわくするような職場になれば、職員のみんなにとっても、豚にとっても良いことですよね!

最後に、消費者の方に向けて豚のおすすめの食べ方やメッセージがあればどうぞ!

自分の大好物は豚カツで、これは一番おすすめです!他にも、しゃぶしゃぶや塩コショウでソテーしたり、シンプルな味付けで頂くと、豚そのものの味がはっきりと分かるのでおすすめです。今は物価高で大変なときですが、いつか良い時代が訪れます。それまで頑張りましょう!

ありがとうございました!

今回は、大西海ファームの養豚にかける想いについて、お話を伺いました。場長さんの優しい人柄が感じられるお話が、とても印象に残りました。一頭一頭、愛情を込めて大切に育てている大西海ファームだからこそ、安心安全で美味しい豚が育てられるのですね。

大西海ファームをはじめとする、長崎で育った美味しいブランド豚は、JA長崎せいひの公式ショップで購入できます。豚カツからしゃぶしゃぶまで、様々な料理に合う良質な脂の美味しさをぜひご賞味ください!

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